韓紙で仕上げた黄土壁と障子で囲まれた 3畳ちょっとのゲストルームも その狭さは殆んど気にならず、”自分の逞しさ” に驚くばかりです。 部屋の真ん中に立つと、右手に壁、左手に障子(障子の向こうが茶室です。) 前後には敷居の高い出入り口があります。 部屋の出入り口は ガラス窓も木戸もなく、きっちり閉まる ”二重の障子” だけ! 用意されていた布団の厚みも 自宅の布団の半分ほどしかありません。 朝夕の寒さが心配だったけれど、目の詰まった韓紙はしっかりと寒さを防ぎ、 オンドルもほのかに暖かったので 問題なく熟睡できました。 「どんなところでも・・・生きていけそうだな。」 さて今日は金曜日、高校に登校する学生やサラリーマンたちと擦れ違い、 まだガランっとした仁寺洞の通りを抜けて、鐘路まで朝食を食べに行きました。 向かったのは1902年に開業した 「里門ソルノンタン」 です。 鐘路タワーの裏手にある 2階建ての店はとても広く、9時半という時間ながらも 地元の方や日本人ビジネスマンのグループが食事をしていました。 「ソルノンタンください。ソルノンタン、”特” を。」 注文しながら席に座る・・・ずっと挑戦してみたかったことに成功しました。 テーブルの上にはキムチにカットゥギ、ネギの入ったカゴ、塩と胡椒・・・ 皿に大きなカットゥギを取り、ハサミでカットしたら準備万端です。 すぐに運ばれてきたのは、ご飯と麺がすでに入ったタイプのソルロンタン! コクのある白濁スープは すぅ~っと体に沁みていく優しい味です。 500W高かったけれど ”特” を注文しただけあって、薄くスライスした牛肉と どこの部位かしら?がたくさん入っていました。 人生初!のソルロンタンが 「神仙ソルロンタン」 のクリーミースープだったので、 そういうものだと思っていたけれど、どうやら違うみたい・・・ 何軒か食べ比べると、コクのあるサラッとしたスープがスタンダードのようです。 さすが100年以上続いている専門店なだけあって、味は間違いありません。 自分で調整する ”塩味の加減” が一番難しいのだけれど・・・。
by hi_nana3
| 2009-05-30 09:03
| ■09’ 春の旅
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