”粉食(プンシク)” とは ラミョン(ラーメン)、マンドゥ、スジェビ、ウドン ・・・ 小麦粉でつくる食べ物の総称です。 大阪でも お好み焼きやたこ焼きを ”粉もん” と言うのと一緒かもっ! ソウルの街角には 粉食やキムパッ(韓国風のり巻き)、トッポッキなどを 手軽に食べられる ”軽食屋” がどこにでもあって、これもプンシクと言います。 ポジャギをつくりながら ”お薦めの一軒” を教えていただきました。 「プンシクが好きなんです。よく食べに行きますか?」 「この間行ったんだけど、安国にあるプンシクが美味しかったわよ。 ガイドブックには絶対に載ってないけど・・・お薦めだから行ってみて!」 レッスンを終えると小雨が降っていたので、傘を借りてギャラリーを出ました。 自覚はなかったけれど、緊張が解けたのか お腹もグゥ~! 早速、帰り道の途中にある 「ピョルグンシクタン」 に向かいます。 安国駅から北村に向かう路地の裏のウラ・・・2、3m先を行くサラリーマンもOLも、 その路地を歩いていた人は、全員その店に入っていきました。 「一人でも良いですか?」 門から覗いてアジュンマに 尋ねてみました。 路地裏の軽食屋に一人で やって来た ”日本人女子” に驚いた様子です・・・。 でも直ぐに笑顔で 洒落っ気 はないけれど清潔な韓屋の 座敷に通してくれました。 隣のアジョッシも不思議顔! 注文したのは、一度食べてみたかった韓国の納豆汁 ”チョングッチャン” です。 大豆を自然発酵させて作った味噌のチゲで、日本の納豆のような? 独特の匂いがあるので、韓国人でも 苦手な人がいるのだそう・・・ 残すことも覚悟したけれど、運ばれてきた熱々のチゲは臭いも少なく、 大きな豆はふっくら柔らかくて、スープはトロリとまろやか! エゴマの風味もふわんっと香るけれど、癖になる ”大好きな味” でした。 フキや茄子を使った ”パンチャン(サービスのおかず)” がどれも凝った料理で 全部が美味しくて、一人なのに量もたっぷり出してくれました。 さすが地元の人たちに愛される ”まちの軽食屋” です。
by hi_nana3
| 2009-06-04 10:25
| ■09’ 春の旅
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