その先は ”優雅な雰囲気” に満ちていました。 華やかな韓服を纏った大勢のSTAFFに出迎えられ、 まるで・・・別天地 を訪れたかのようです。 「何だろう?この胸躍る感じ~?」 私好みの ”伝統文化体験コーナー” がありました。 鮮やかなpink・yellow・blue・green・orange まず目を引いたのが ↑ ”ヨンドゥン(燃燈)” です。 毎年5月初旬に釈迦誕生日を祝って開催される ”提灯祝祭” に憧れ続けているので、 しばらくボ~っと見惚れてしまいました。 ・・・ハッと我に返って、テーブルの様子を覗いてみます。 まだ若そうな ”スンニム(尼僧様)” が居らして、 それぞれの手元を見ながら丁寧に教えていらっしゃいました。 一見、複雑で難しそうなつくりに見える ”ヨンドゥン” だけれど、 その素材とつくり方は意外なほど SIMPLEです。 素材は片方の端を指で撚った ”波型の薄紙” それだけ! 薄紙はグラデーションを付けながら染色されています。 その薄紙をのりで ”幾重にも” 貼り重ねれば、もう完成です。 pink→orange→yellow・・・ 色を変えていけば、その表情はますます艶っぽくなります。 初めは 「簡単そうだ!」 と見ていたけれど、 やっぱり慣れないと形を整えながらの作業は難しいのかも? そして韓服の ↑ 鮮やかなpink も綺麗~! もうすっかり頭の中にイメージが刷り込まれているのか? 不思議なことに ”韓国では” 違和感がありません。 こちらは ”丹青” のコーナーで、 丸垂木の先端を飾る ”花模様” を制作中です。 使い慣れない筆のせいなのか? 皆さん、集中していて横顔は真剣そのもの! 緑色に塗られたベースにマットな絵具を 色分けしながら細かく ”均一に” 塗っていきます。 白と黒の ”縁取り” が難しそうでした。 一方、瓦に描かれた丹青には ”淡いグラデーション” が付き、縁取りも滑らか! ←その辺りが職人技のようです。 続いて ”韓国伝統茶芸” が体験できるコーナーです。 ・・・といっても、韓国茶芸は基本的に煎茶で行われるので、 日本の茶道ほど ”細かな決まり事” はありません。 ① 亭主は茶葉を茶さじで取り、急須に入れます。 ② 茶碗に湯を注ぎ温めます。 ③ 耳沙鉢(湯冷まし器)に湯を注ぎ70~80℃まで冷まします。 ④ 急須に冷ました湯を注ぎます。 ⑤ 茶碗の湯を捨ててお茶を注ぎます。 そして何より注目を集めていたのが、 昔は王族しか飲めなかった ”蓮の花茶”! 大きな器の中にふわ~っと白い花びらを広げ、 その姿は何とも妖艶で優美です。 とにかく大きな花で 50㎝くらいあったかも? ←お茶の色は極薄く ”湯冷まし”・・・。(笑) でも、ひとたび口に含むと ほのかに淡く ”甘い香り” が鼻腔に広がります。 安眠・リラクゼーション・利尿・鎮静 ホルモンバランスを整える効果があるそうです。 それぞれ亭主の脇には粋に ”差し色” の花が飾られ、 さり気なく随所に ”もてなしの心” が伺えます。 さらに素敵な茶器の数々にも・・・ココロ奪われました。 カラフルで鮮やかな ヨンドゥンとは逆をゆく、 シックで簡素な茶器の ”モノトーン” の美しさ・・・。 私にはこのGAPこそ、韓国の魅力なのです。 国宝 『百済金銅大香炉』 のレプリカです。 ”Mikyung(ミギョン)-si” によると 忠清南道 「国立扶余博物館」 →(Click!) にある本物はオーラを放ち、 それはそれは妖艶で美しいのだそうです。 「百済文化か・・・。」 興味は尽きません。(笑)
by hi_nana3
| 2010-07-16 12:07
| ■10’ 初夏の旅
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