週末、久しぶりに遠出のドライブにでかけました。 掛川IC をおりて長閑な田園風景を眺めつつ・・・ 細い山道をぐいぐい上ると 「ねむの木こども美術館」 があります。 見渡すかぎり碧々とした木々と芝生に囲まれ、 愛称 『どんぐり』 と呼ばれる ココロがほっこりするような美術館です。 設計したのは ”建築史家” の藤森照信-si、 タンポポハウス・ニラハウスといった・・・ 遊び心いっぱいの建物を設計しています。 Minimumだとかedgeの効いた意匠が 持て囃されていた学生時代に突如として現れた?! ナチュラルな素材たっぷりの 大らかで優しい風合いの建物・・・衝撃的でした。 1つ1つの素材が大切に扱われ、 木材にしても歪みや曲がりを魅力として引き出し、 あるがままの姿で活かされています。 緩やかな地面の傾斜に沿って、 壁にはこども達が描いた草花がユラユラ・・・。 屋根の上にも、草花がボワボワっ! 「ねむの木学園」 のために導き出された、 人柄が滲む・・・藤森照信-si らしい答えです。 ■ ねむの木学園の概要 日本のこどもとして幸せに生きる権利をもちながら、肢体に不自由を持ち、 知恵に遅れを持ち、両親のない子、家庭での養育困難な子、 また家庭から通学困難な子に生活教育を受けながら義務教育をと、 1968年、日本で初めての肢体不自由児のための養護施設を設立いたしました。 美術館の中は ”真っ白な” 空間で・・・ その中に ハッとするほど鮮やかな色彩の絵画が飾られています。 ”むらまつ きよみ-si” の絵画は思っていたよりも小さく、 繰り返されるモチーフの1つ1つは 感嘆の声を上げてしまうほど細やかで緻密でした。 ”ほんめ としみつ-si” の絵画からは 「お母さんが大好き!」 そんな想いが、じんわりと伝わってきます。 子どもたちの絵は国境を越え、人種を超え、 果てしない可能性にむかって、 素晴らしいイマジネーションで描かれています。 世界中の人々に言葉もなく呼びかけ、話しあえるのは絵。 心身に障害をもつ子どもたちの、この美しい絵を、 子どもが無限の可能性を秘めていると 信じる大人たちへのメッセージとして あなたに祈りをこめてご紹介します。 宮城まり子 私の妹にも知的障害があります。 彼らや妹には ”純粋な部分” が私たちよりも多く、 好きなモノ、コトには揺るぎなく真っ直ぐにつき進みます。 止めようにも、止められません。(笑) それゆえ、彼らは描きたいモノをただ純粋に・・・ とことんまで描いているのだと思います。 神様から ”素敵な才能” を授かったようです。羨ましい! 一度、来てみたかったので・・・。 ・ ねむの木学園 (→ Click!) ・ atelier incueve (→Click!) ・ Artbility (→Click!) ・ Step Art Library (→Click!) ・ ABLE ART JAPAN (→Click!)
by hi_nana3
| 2011-07-11 13:19
| ■ 日々の日本
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