ひと息つけば2011年も残すところ、あと2ヶ月! 朝、目覚めると窓の外はうす暗く・・・肌寒さのせいか? 布団から抜け出すのを渋ってしまう今日この頃です。 日に日に、冬の訪れを感じる。 10月の初旬、一時の残暑を台風が連れ去り 秋らしさを感じ始めたころに 「金剛山」 を登りに行きました。 韓国旅行を3日後に控えているというのに・・・。(笑) 金剛山は大阪と奈良の県境にあり、大阪では最高峰の山です。 初心者向けのハイキングコースから本格的な登山道まで ルートも豊富なうえ、ロープウェーもあるので・・・真偽は不明ながら?! 登山客数は富士山に次いで ”全国2位” との噂もあります。 標高はおよそ1,100m それでも大阪では最高峰の山です。 久々の山登りということで初心者向けの楽チンな、 南ルート ”文殊尾根” を選択しました。 ※ 詳しくは 『金剛山愛好会』 のHPから!(→Click!) 「金剛山ロープウェー前」 までは大阪市内から車で向かったものの、 予想に反してあちらこちらで渋滞に巻き込まれました。 ・・・公共交通を使った方が良かったのかな?! ”電車 → BUS” の乗り換えを思うと煩わしいけれど、 きちんと時間が読めるという点でオススメです。 さて、駐車場は ”ロープウェー” に乗る方も多いので、 一番奥にある公共Pには長い車の列・・・仕方なくUターン! 道路脇には私有Pが沢山あって何処かしらには停められます。 1つだけ空いていた ”登り口近く” のPを見付けて駐車し、 出発から2時間以上かかって ようやくSTART!! やっぱり人気の山とあってroughな格好の家族連れから、 バッチリ決めた中高年Groupまで多くの登山客で賑わっています。 林道に入れば ”潤んだ空気” がひんやりとして、 すぅーっとカラダに取り込まれていくのを感じる・・・。 「山は良いね~。」 そろそろ左への脇道に入っていくはず・・・ 前を歩いていた一人の男性が ”左の脇道” へと上って行きます。 そこで、私たちも後に続きました。 山道はよく整備がされていて気持ち良く歩けます。 木漏れ日の下には、鮮やかな色の植物や苔がキラキラ! ”木の根っこ” を使った階段状の道が、 次第に勾配を急にしながら延々と続いていきます。 サラサラと沢を流れる水の音が ”静寂の林道” に響いて、 何とも耳に心地良い! 「・・・ん? 沢??」 そこで気付いてしまいました。 持参した ”文殊尾根” の写真付きルート案内図には、 『沢がありません。尾根続きで安全なコースです。』 とある!! どうやら ”違うルート” を辿っているようです。 ・・・といっても、『戻る』 という選択肢はないワケで。(涙) この先にどんな難所が待ち受けているのか?! 分からないだけに、 不安が募るものの そのまま先へと進みます。 それでも時折 上から下りてくる方とすれ違い、多くの人が踏み締めた ”明らかな痕跡” を辿るので迷う心配はありません。 12時になる頃、手仕事の温もりを感じさせる木のベンチで ”塩鮭のおにぎり” 2つをペロリ! 序盤ながら、この先に向けて腹ごしらえです。 途中、下りてきた方に 「私たちが何分目まで上ってますか?」 尋ねてみると 「半分くらいかな~。」 との答え。 (※ 実際には 1/3ほどの所でした。) 多めに言って下さったのは、その方の優しさかな?? ひと息ついた後は、予定に反して勾配は険しくなるばかり! ドクッドクッ と心拍数も上がり始め・・・登山らしくなってきました。 そのうち、石がゴロゴロと転がる難所や 割り丸太の長い長~い階段など、変わる景色を楽しみながら歩きます。 最後に急勾配の ”根っこ道” をよじ登れば パッと、山頂近くのロープウェーに続く道に出ました。 細い脇道から、ボロボロ?! の二人が登場したので ロープウェーの乗客からは不思議そうな目で見られます。(笑) ここから先は、山の上の観光地・・・といった風情! 巨木の杉には 『夫婦杉』 との名。 ぐぅーーーっと見上げれば、 根は1つでありながら2本の木に分かれています。 足元の石碑には、 夫 婦 二十代は 愛で 三十代は 努力で 四十代は 我慢で 五十代は 諦めで 六十代は 信頼で 七十代は 感謝で 八十代は 一心同体で そしてそれからは 空気のような ふれ愛で ・・・今日の山登りも ”努力” の一環?(笑) ↑ 金剛山東麓一帯を 治めていた豪族 葛城氏 の歴代御廟所。 最高峰の葛木岳山頂 (1,125m)は、 葛木神社の裏手にあるも 聖域として立ち入り禁止! 奈良・平安時代以降 山岳宗教の聖地となり、 天台・真言の修験道場の地とされ、明治初めまでは女人禁制の山であったそう! 役行者ご修行の地 一千五十年前から奉祀 智将大楠公も信仰され智略を授る ご利益は入学や進学 勝利への道等 凡ゆる智慧を授けられます ・・・とある岩屋文殊(文殊岩)も念の為?! に参拝しておきました。 木々の間からは 「大和葛城山」、爽快な絶景です。 転法輪寺の境内には 『金剛山登拝回数捺印所』 があり、 500回・1,000回・2,000回を達成された方々の名前がズラリっ! 最高記録は1万回を超えるというから・・・唖然。 1日(24時間)で17回往復の記録もあるそうです。 「 休憩もそこそこに、本気で疲れが出てしまう前に 苦労して上ってきた道を1時間ちょっとで駆け下りました。 足元をよく見ると、丸太の階段には滑り止めとして タイヤのゴムが打ち付けられています。 「愛されている山なんだな~。」 ほっこり温かな気持ちに! 駐車場に辿り着く頃には、膝がケタケタと笑い 手はホックを留めようにもワナワナ・・・。 疲れ切った自分たちの姿に、笑いが止まりませんでした。 あれから1ヶ月、いまは紅葉が見頃だそうです。 ※ ロープウェーについてはコチラ! (→Click!)
by hi_nana3
| 2011-11-10 12:28
| ▲ 富士山登山への道
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