風が吹く港の方から
焼け跡を包むようにおどす風 悲しくて全てを笑う 乾く冬の夕 夕暮れが悲しみの街を包む 見渡すながめに言葉もなく 行くあてのない怒りだけが 胸をあつくする 声のない叫びは煙となり 風に吹かれ空へと舞い上がる 言葉にいったい何の意味がある 乾く冬の夕 *ヤサホーヤ 唄がきこえる 眠らずに朝まで踊る ヤサホーヤ たき火を囲む 吐く息の白さが踊る 解き放て 命で笑え 満月の夕 絶え間なくつき動かされて 誰もが時代に走らされた すべてを失くした人はどこへ 行けばいいのだろう それでも人はまた 汗を流し 何度でも出会いと別れを繰り返し 過ぎた日々の痛みを胸に いつか見た夢を目指すだろう *Repeat この曲を耳にすれば、この曲を口ずさめば・・・情景は違えども魂が揺さぶられる。 皆さんはそれぞれの地で、どんな満月を見上げているのでしょうか。 【Cover Mini Album】 J-min 『The Singer』 1. 傘がない (井上陽水) 2. 満月の夕 (SOUL FLOWER UNION ) 3. 春夏秋冬 (泉谷しげる) 4. ONE DAY (桑田佳祐) 5. 久遠 6. スローバラード (RCサクセション) 7. 眠れぬ夜 (オフコース) 8. The First Star~上を向いて歩こう (坂本九) ◆満月の夕-1995年1月17日 阪神淡路大震災。関西を拠点に活動していた SOUL FLOWER UNION が被災地で慰問ライブを行うなかで、 実際に目にした風景や胸溢れる想いを編み上げた楽曲です。 逞しく復興へ向けて生きる人々の姿が描かれています。 ◆J-min-1988年生まれ 韓国出身。彼女は1曲の中で、胸が張り裂けるほどの 哀しみや怒り、喜びを爆発させる。1編の映画を観ているような、濃密な 世界を伝えることが出来るシンガーである。 ~Official website
by hi_nana3
| 2009-03-11 17:47
| ■ 日々の日本
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