カテゴリ:■05’ 秋の旅( 23 )
「群山オジンオ」 のカンジャンケジャン
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05’秋、初めての韓国旅行なのに欲張って滞在した7日目、本日帰国です。
幼なじみと別れてからは一人で食べる料理も限られ、美味しそうな焼肉も食べられず、
言葉も通じず、さすがに時間をもて余して日本が恋しくなってしまいました。
「しばらく韓国には来ないけど思い残しはない?・・・あれっ?カニ食べてないっ!」

”カンジャンケジャン” との出会いは、数年後に巻き起こる ”韓流ブーム” を予想だに
できなかった 8年ほど前、「韓国料理が食べられる店があるよ。」
一緒に旅した幼なじみに興味半分で連れて行ってもらった韓国料理店でした。
初めて食べるチヂミや辛いキムチが美味しく、軽くカルチャーショックを受けたうえに、
”カンジャンケジャン” の旨さは衝撃的で感動的でした。
韓国人オーナーの本格的な韓国料理が味わえる郊外の小さな店は、ブームを迎える
前にまもなく閉店し、「もう食べられない・・・。」 と心に強く印象が残っていました。

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「財布の中身もわずかだし、食べるべきか食べまいか・・・。」
いちおう十分に悩んだ末、明洞にある 「群山オジンオ」 に行ってみることにします。
4時すぎの休憩時間なのか広い店内に客は無く、一人前でも頼めるか恐る恐る覗くと、
おしゃべりをしていたアジュンマたちが一斉に ”一瞬だけ” こちらに注目しました。
ほとんどのアジュンマがおしゃべりに戻るなか、一人のマダムが流暢な日本語で席に
案内してくれ、”カンジャンケジャン” を注文することができました。

おしゃべりに拍車が掛かった ”アジュンマパワー” を遠目に、ポツンと一人で窓の外を
眺めていると運ばれてきたのは ”半分凍った小さなカニ” で、甲羅で混ぜご飯もして、
あっという間に平らげてあっけなく店を後にしたのでした。
やっぱり 「眞味食堂」 のカンジャンケジャンは最高だったなぁ・・・。
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by hi_nana3 | 2009-01-06 11:11 | ■05’ 秋の旅
”南大門” オフィス街の昼下がり
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『覆水盆に返らず』 
It's no use crying over spilt milk. こぼしたミルクを嘆いても無駄だ
Acqua passata non macina piu'. 流れ去った水は、水車を回さない
Nasi Sudah menjadi Bubur 飯が粥になった
엎지는 물 こぼした水

TVニュースで見た ”燃え崩れ落ちる南大門” の姿は衝撃的でした。
「豊臣秀吉の出兵、清の侵攻、朝鮮戦争にも生き残った国宝を
平和な時代に灰にしてしまった」 ~朝鮮日報
”いつも当たり前のようにある存在” を突然失った悲しみと、失って気付く存在の大きさ。


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オフィス街の昼下がり、芝生や街路樹の下でスターバックスのカップ片手に・・・
正式には崇礼門と呼ばれる南大門の周りは芝生の広場が整備され、
周囲はサムスンや金融、保険会社など一流企業の高層オフィスビルが建ち並んでいます。
12時のランチタイムとは別に3時にも休憩時間があるのか、
パリッとスーツを着こなしたサラリーマンのグループがあちらこちらで
小さな輪をつくって立ち話をしていました。

「オフィスがもぬけの殻じゃない?」 と ツッコミ たくなるほどサラリーマンで賑わっていて、
日本のオフィス街ではあまり見かけない光景に驚きました。
でも羨ましい・・・会社の周りにお弁当を食べる公園すら無いもんなぁ。
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by hi_nana3 | 2009-01-05 21:26 | ■05’ 秋の旅
「ウモジョン」 のカムジャタン
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昼休みも終わり・・・
静けさを取り戻したオフィス街を ”キラキラブーツ” で歩いていると、
満席で行列ができていた食堂 「ウモジョン」 に戻ってきました。
店内はすっかり落ち着きを取り戻して客の男性が一人と
テレビの前に座ってくつろぐオーナーらしきアジュンマとアジョッシだけです。

「あらまっ 日本人!」 驚いた顔で席に案内してくれ、
その様子から日本語は全く通じないもよう・・・。
メニューを見て注文しようにも日本語はおろか写真もなく、
私と言えばハングルも全く分からず、
「どうしよう・・・?」 アジュンマと顔を見合わせました。

するとアジュンマの顔がパアッと明るくなり、店の外に出て手招きで呼んでいます。
そこには煮込み料理の写真が大きく貼られていて
「ほらっ!どれが食べたいの?」 と満面の笑顔です。
言葉が通じなくてもこの方法なら注文できるし、
親切なアジュンマの一面を垣間見られた通じないからこその喜びでした。

似通った料理写真の中から何とか ”じゃが芋” を発見!
ガイドブックで見ていた ”カムジャタン” だろうと当たりをつけ指差すと、
アジュンマは ”自分の妙案” に満足するように笑顔で店内に戻りました。

席に戻ると卵焼きやキムチなどがテーブルに並び、
ひと口食べてみると好みの味付けです。
自然と初めて食べる ”カムジャタン” への期待も高まります。

しばらくして運ばれてきた熱々の鍋の中には
想像以上に大振りな ”骨付き豚肉” がゴロッと入り、
圧倒されながらもコクのあるスープにすっかり魅了されました。

食べ終わる頃・・・、アジュンマがテーブルにそっと置いてくれた
1本のヤクルトを握ってほっこり温かな気持ちで店を後にしました。

写真を見直すと、店の置き看板には
”サゴルスンデクッ” ”ソンジヘジャンクッ” とあります。
豚や牛の血の凝固したものを入れた、
二日酔いの時に食べる辛いスープが名物だったようで
店の立地になるほど納得、早朝の風景が思い浮かびました。


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by hi_nana3 | 2009-01-05 17:18 | ■05’ 秋の旅
ブーツ史上 ”最高の輝き”
「お腹空いたし何食べよう・・・。」
ふと思い付いたのは、数日前にも訪れた南大門市場でした。
強引な客引きをスルッとかわしながら人混みをすり抜け、
ガヤガヤと賑わう屋台街まで来たものの・・・
いざとなると、韓国語も話せず一人では座る勇気も出ません。

店頭に並べられた赤や青のプラスチックの椅子には
地元のアジョッシたちがドカッと腰掛け ”緑の小瓶” を傾けながら、
思い思いに昼食を楽しんでいます。
「うぅ~ん、ふぅぅ・・・。」 やっぱり隣に座る勇気が出ず、
何が食べたいのかすらも分からなくなってしまい、
とうとう逃げ出すように南大門市場を後にしてしまいました。

気の向くまま裏道を抜けると、市庁のオフィス街にたどり着きました。
南大門市場とは雰囲気がすっかり変わり、
高層ビルに囲まれた小さな食堂街はスーツをパリッと着こなした
サラリーマンたちがランチタイムの列を作っています。

ひとまず客の出入りが絶えない食堂をしっかりチェックしたら、
ランチタイムの行列が途切れるまで・・・再びオフィス街を探索です。
高層ビル脇にある ”小さなプレハブ小屋” の前にも
何やらサラリーマンたちの列ができていました。

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どうやら靴修理屋のようで・・・
覗いてみるとアジョッシとアジュンマがせっせと靴を磨いています。
ソウルの街はいつもどこかしら ”歩道工事” をしていて埃っぽいうえ、
毎日同じブーツを履いて歩き回っていたので
「私も磨いてもらおうっと!」 最後尾に並んでみました。
気になる値段表示が無く、サラリーマンに聞いてみるも分かりません。

およそ10分で中に入ると・・・、
日本人女子の来店にアジョッシたちは不思議そうな顔です。
すぐさまテレビに目をやるアジュンマとは対照的に、
アジョッシは 「スリッパに履き替えて。」 と言う代わりにスリッパを指差し、
ニコッと笑うと早速作業に取り掛かりました。

「えっ!」 いきなりブーツは ”火炙り” にされ ”アジョッシの素手” で
靴墨が塗られるとまるでエナメルのようにピカピカというかギラギラというか・・・
このブーツ史上、最高の輝きに仕上がりました。

今になって韓国語を勉強して判明した ”私の大失敗!”
ずーっと後悔していることがあります。
それは靴を磨きながらアジョッシが話しかけてくれた時のこと・・・
「韓国は好きかい?」 嬉しくなった私は舞い上がって
思いっきり 「チョア~。」 と答えてしまいました。

年配のアジョッシに敬語も使わず・・・この上なく無礼で、
「日本人の若造はやっぱりダメだな。」
そう思われてしまったかも・・・TT
知らなかったこととは言え、悔やまれてなりません。


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by hi_nana3 | 2009-01-04 18:07 | ■05’ 秋の旅
花を飾ること
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”花を飾る” 小さなことだけれど、少し贅沢したような豊かな気持ちになれます。
「ふぅ・・・」 重い溜息がでる瞬間・・・それは花を枯らしてしまったとき。
パキラやアイビーなど、暫くそっちのけにしていても大丈夫な観葉植物はすくすくと
育つけれど、可哀想にワイヤープランツは我が家で何度 ”代替わり” したことか・・・
溜息がでるのは ”その事実” が私の ”心の映し鏡” だと感じるから。

母は自分に厳しく他人に優しい ”素敵な女性” であり ”ガーデニングの達人” です。
今年も季節ごとにたくさんの花々と、母の笑顔が我が家を彩ることでしょう。

残念ながら閉店してしまった梨大の 「同餅常恋」 、深い紫が印象的でした。


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by hi_nana3 | 2009-01-03 09:09 | ■05’ 秋の旅
「全州中央会館」 と 「名も無き店」
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初めての韓国旅行・・・まさか数年後に再び訪れるとは想像もしなかったので、
どうしても韓国で食べて帰りたいものがありました。
韓国ドラマには欠かせない ”ピビンパッ” と ”チャジャン麺” です。

ジャージ姿の主人公が洗面器みたいな器に顔を突っ込んで頬張るシーンや、
金持ちの主人公が恋人の庶民的な食べ方にカルチャーショックを覚えるシーン、
愛する人に 「ほら食べろ!」 ってな感じで ”混ぜ混ぜ” してもらうシーン・・・

思い浮かべながら胸躍らせて、明洞の 「全州中央会館」 を訪れました。
ところが観光客にも知名度No.1なだけあって、
席に案内されてから注文するまで、あまりにもスムーズだったのです。
「・・・何だか寂しい。」 店員の嬉しいお節介も戸惑いもありません。
一人きりの食卓に ”ホームシック” になり?自分で混ぜ混ぜして食べました。

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”チャジャン麺” を食べたのは、建国大学近くの 「名も無き店」 です。
ちょうどお昼時、学生たちが集まる小さな店に入ろうか入るまいか・・・
悩んでいると 「何が食べたいの?」
店の中から笑顔のアジョッシが出てきてくれました。

店の表に貼られた ”チャジャン麺” の写真を指差すと、
貧しい留学生だと思ったのかも・・・?
席につくと、あの食べ方もしっかり教えてくれました。
「チャジャン麺には ”たくあん” が欠かせないんだよ!」

千切りのきゅうりすら無く、何の色気も無いけれど・・・
キムチとたくあんが付いて驚きの衝撃価格 1,500W!
味は・・・想像以下でも以上でもないけれど、ホッコリ心が温まりました。
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by hi_nana3 | 2008-12-10 22:10 | ■05’ 秋の旅
”温故知新”
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「古いが新しい!」 この感覚は世界共通のようです。
木造建築が主流のアジア圏でも、京都の ”町家” や北京の ”四合院” など・・・
ユニバーサルデザインのビルが建ち並ぶ都会の中にわずかに残された伝統建築と、
そこに流れる特有の ”懐かしい感覚” や ”穏やかな時間” が大好きです。
ソウルでは ”三清洞”。
最近では、韓国やソウルを紹介する雑誌やTV番組で欠かせない存在になりました。
王侯貴族の邸宅があった ”韓屋” などの伝統的な雰囲気と、センス溢れるショップや
ギャラリー、レストランが上手く混在するエリアです。

地元のオシャレさん達がリアルタイムで楽しんでいるようなので、05’秋よりますます
魅力的な街になっているようす・・・次回は絶対行かなくては。


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by hi_nana3 | 2008-12-10 21:50 | ■05’ 秋の旅
Kim Bien Hun ”遅い歩み”
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三清洞 「ギャラリー眞善」 にはスケッチブックとモノクロ写真が20枚ほど。
Kim Bien Hun ”遅い歩み”

今日も街のどこかで見過ごしてしまったかもしれない、どこにでもあるような風景です。
写真は切り取られた ”一瞬” ですが、どのシーンも客観的で写真家の存在感は消され、
被写体に気付かれることなく、そのまま穏やかに続いていく時間の流れを感じます。

そして驚くことに写真家の ”ネタ帳” とスケッチブックも一緒に展示されていました。
他人の手帳やスケッチブック、ましてや ”ネタ帳” など普段は見ることができないので
とても興味深く、まじまじと見せていただきました・・・が、なにせ言葉が分からない!
試行錯誤の内容や意図が分からず本当に悔やまれました。
”光と影” の心地よい配分や美しさに、一目見た瞬間から魅了されました。


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by hi_nana3 | 2008-12-10 21:48 | ■05’ 秋の旅
”カルチャーショック”
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幼なじみと別れて再びゲストハウスに宿を移しました。

ゲストハウスには日本人の留学生や韓国語を流暢に話すアメリカ人がいましたが、
それは私にとって ”カルチャーショック” でした。
「言語を学ぶ = 英語を勉強する」 そんな凝り固まった考えが自分の中にある事に
気付かされたからかも知れません。

私の中の ”韓国” のイメージを覆すものに出会いたくて、再び三清洞のギャラリー
や美術館を巡り訪れることにしました。


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by hi_nana3 | 2008-12-10 21:45 | ■05’ 秋の旅
「宮」 の韓定食
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仁寺洞から明洞への帰り道、裏路地で偶然見つけた 「宮」 です。
鼻が利くというか ”自称” 美食家の二人、 「ここには何かある!」 伝統家屋の門構えに
びびりながらも、好奇心でグイグイと中に引き込まれました。

「高そうだよね・・・どうする?」 そっと覗いた店内は外観の雰囲気そのままに白木と漆喰
の重厚なインテリアで、待合を囲むように個室が並び、高級感に溢れています。
「お昼の韓定食がありますよ。」 待合にいたマダムが入口付近で小さくなっている二人に
気付いて声を掛けてくれ、奥の座敷に上げてくれました。
向かいの部屋では ”韓服” で着飾った一族が集まり、華やかに祝い事をしているようで
こちらまで喜ばしく格式高い雰囲気が伝わってきます。

空腹で歩き疲れたこともあり、しばらくまったりしていると料理が運ばれてきました。
何気に態勢を整える二人でしたが ”韓定食” の知識は浅く、美しく盛り付けられた小皿が
次々とテーブルに並べられる様は圧巻、”想定外” の光景でした。
「すっ凄すぎる!」
街中の食堂とは違う、繊細な手仕事の ”あと” が感じられる昼の韓定食は値段も手頃で
この上ない満足感とともに店を後にしました。


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by hi_nana3 | 2008-12-10 21:29 | ■05’ 秋の旅



始まりは、         HomeStay@慶州     今では韓国旅に夢中です♪♪
by nana
Profile
・趣味
  料理、旅行
・渡韓歴 
  05’秋~11’秋まで
  計9回
     
 *。.:* 今日も *:.。*
  遊びに来てくれて
     ありがとう!





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