カテゴリ:∵ ラブ 手仕事( 11 )
本気でポジャギ道!
e0151851_22431760.jpg

ありがたいコトに・・・
「まだBlog、再開しないの?元気なの?」
久しぶりに会う人、会う人、連絡をくれた人から頂く言葉!

この3ヶ月間、お陰様で元気に楽しんでいました。

生まれて初めての沖縄に行き、塩麹Love! になり、
髪をボブに切り、ハヌル-si が大阪に来て遊び、
富山から立山へと旅をし、順調に仕事に励み・・・

そして、ポジャギを習い始めました!070.gif

もちろん細やかな技の習得が目的の1つではあるけれど、
何より ”趣味でつながる仲間” が欲しかったのです。

e0151851_22434245.jpg

大阪 北堀江にある少人数制で学べる料理教室&創作工房
「スタジオ月麓(ウォルロク)」 に4月から通い始めました。
※ 詳しくは教室HP にて!(→Click!)

何をつくりたいのか、素材や縫い方などは
亜紀先生といろいろ相談しながら決めていきます。

以前、ソウルで ”花針山” をつくるのに習った・・・
2枚の布の折り山をかがっていく縫い方
”カムチルジル(巻きかがり縫い)” でつくれるモノを!と、
初作品は ”オクサ(絹の一種)” のランチョンマットをつくりました。

オクサはとても縫い易く、指ならしになります。

e0151851_22435084.jpg

先生から草木染めのオクサが数枚入ったキットを買って、
まずは図案から自分で考えなければなりません。
・・・結局、いろんな所から拝借しました。 あくまでも練習なので~071.gif

オクサのランチョンマットは1ヶ月ほどで完成し、
只今 2作目となる ”モシ(苧麻)のチョガッポ” を製作中です。

あいにく亜紀先生の手元には白と青2色のモシしか
ストックが無かったので、自宅にあったモシを寄せ集めました。
ワークショップで購入した布、ハヌル-si に貰った布!

想い描いていた ”色合い” ではないけれど、
まずは練習なので手元にある布でつくってみます。

e0151851_2305860.jpg

ひとたび縫い始めれば ”のめり込むタイプ” です。
でも、午後8時ごろに仕事から帰って家事を済ませ、
さてさて、お待ちかねの ”ポジャギTime!”・・・となると時間が足りない!

時にはうつらうつら、指に針を刺したコトも。 笑 071.gif
そんな風に寝不足になるほど
”ポジャギの色合わせ” って愉しいのです~。

「あーでもなく、こーでもなく。」

右に左にと並べ替えていると、ある時パズルがピタッとハマる様に
「コレだっ!」 というのが見付かります。
自分の色感覚にそぐわない ”気持ち悪さ” のモヤモヤが、
ス~~~っと晴れる感じが堪りません。

・・・そんな、
ポジャギに夢中の3ヶ月でした。

e0151851_22584484.jpge0151851_232642.jpg 亜紀先生の師匠でもある
 ← 金賢姫 先生の書籍
 『POJAGI』 は
 先生の本棚で拝読してから
 私にとってもBible!

 縫い目の細やかさ、
 色合いの美しさ・・・
 何をとっても
 感嘆措く能わず!!



全ての作品に挑戦してみたくなります。

早速、Amazonで ”中古本” を購入したのだけれど・・・
届いた本を開いたら な・ん・と
10年前の日付で金賢姫 先生のサインが ↑ 書かれているではっ!070.gif

販売主からは何も伝えられていなかったので、
驚きとともに、先生とお会い出来たような錯覚で嬉しくなりました。

e0151851_22441177.jpg

まさに ”ポジャギ道”

一度、縫い合わせてみたものの ↑
気に入らず解いたり、切り取ってしまうのは日常茶飯事!
図案は大まかに決めて縫い始めるものの
「アレッ?アレレ???」
途中から気が変わって迷宮にハマってしまいます。

こういうのが鍛錬なんだろうな~。

長い道のりになるけれど、
中断はあっても決してやめてしまうコトのないように・・・。 がんばります! 040.gif
[PR]
by hi_nana3 | 2012-06-23 22:44 | ∵ ラブ 手仕事
苧麻で ”花針山”
e0151851_14442988.jpg

昨年の秋ごろ、高麗美術館のポジャギ教室で隣りの席になり
連絡先を交換していた方から・・・年明けに連絡をいただきました。

それでチクチク、思い出したように始めたポジャギ!
一度手を付けると夢中になってしまい、あの色この色、あの柄この柄と
チクチクしている間に、時間が過ぎていたようです。

手と目が慣れてくると、本当に愉しい!070.gif
”コウモリ” をモチーフにした縁起の良い飾り ”パクチ” も、
つくり方を知って上手くできるようになりました。

e0151851_14444159.jpg

さて昨年のポジャギ教室では、
いつか苧麻の大きな ”チョガッポ” に挑戦したいっ!
・・・と思っていたので ”サムソル(折り重ねはぎ)” を習得すべく、
中野啓子先生に ”苧麻(モシ)のコースター” を習いました。

縫い代が縁取ったように、表と裏が両表に仕上がる技法で
一重仕立てのチョガッポによく使われています。
”カムチムジル(巻きかがり縫い)” で一度縫った部分を
包むようにしてもう一度縫っていくので、手間は2倍かそれ以上!

それでも光に透ける苧麻のチョガッポは、と~っても美しいので
多くの時間を掛けて挑戦するだけの価値があります。


e0151851_14445170.jpg 早速つくり始めたかのようだけれど
 ポジャギ教室で習ったのは・・・タイミング悪く、
 11’ 秋の旅 の後での出来事! トホホ 071.gif

 まずは、次の旅で苧麻を買ってからなので、
 実際に取り掛かるのは、しばらく先になりそうです。 沈!
 
 ひとまず教室で分けていただいた苧麻は、
 中野先生が広蔵市場で仕入れて来られたそうで
 繊維が整い、織目が細かくて上質!
 ハサミを入れるにも縫うにも、扱い易い苧麻でした。
 

アッシュ系の落ち着いた淡い色味は絶妙で、
次の旅では ”端切れ” を持って行かなければ悩みそう・・・。
広蔵市場を探し歩きにGO! 今から楽しみです。

e0151851_144517.jpg

さて明日、Lunch をご一緒する方は
もう10年以上パッチワークをされています。

手土産に・・・苧麻で ”花針山” をつくりました。

 
[PR]
by hi_nana3 | 2012-01-16 16:35 | ∵ ラブ 手仕事
「春か、春だよ・・・。」
e0151851_22425842.gif

「ハァ、出来た・・・。」
正月明けから夜の数時間、父から受注した模型をつくっていました。
昼の仕事を終えて帰宅後につくるのは ”ヤル気” が要ります。

相変わらず途中で気力が尽きて 一週間サボってしまったので、
締め切り前のこの数日は連日の ”半徹状態” ・・・。
ぐだ~っと疲れはピークだけれど、仕上がりには満足です!

e0151851_1627272.gif

ようやく模型が完成したので ふら~っと散歩に出掛けると、
ポッと ”白梅” が咲いていました。

そして満開だったのが ”蝋梅” です。
造花みたいな花弁をつい摘んでみたくなって、やっぱり摘んでみます。
「うふっ、本物だ。・・・春か、春だよ。」
蜜蝋みたいな花弁で好きな花の一つです。

e0151851_16271279.gif

父よ、明日には発送します。
御施主san、喜んでくれると嬉しいな~。
[PR]
by hi_nana3 | 2010-01-31 23:12 | ∵ ラブ 手仕事
”仕上げの時間” に癒される。
e0151851_20163616.gif

初めのうちは ”3色の組み合わせ” に悩みながらコツコツと、
そのうち手が慣れたら ”いかに縫い目を揃えるか?” に四苦八苦、
終いには ”どんな面白い図柄ができるか?” と・・・。

韓国旅行から帰ってからと言うもの、いくつも ”花針山” をつくっています。
使っているのは、粗く透け感が美しいオクサ(玉紗)のハギレです。
韓国で針と糸を買い忘れたので、近所の手芸店で ”絹ミシン糸 50番” と
”京都美壽屋 パッチワーク針 長” を用意しました。

針と糸は買い忘れたけれど、欲しかった 『Color Combination』 はGet!
韓国人の方が伝統色を中心に編集した ”配色サンプル集” なので、
色の組み合わせにも、どこか ”韓国らしさ” が漂っています。
「赤とか黄色とか、もっと暖色系のシルクを買えば良かったな・・・。」


e0151851_19544744.gife0151851_2043989.gife0151851_20284648.gif

”オクサの織り目に沿って裁断し、丁寧に縫い代を取ることから重要!”
いくつも ”花針山” をつくるうちに、縫い目を揃えるコツが分かってきました。
下準備をきちんとしておけば、織り目を拾う感じで針を刺していくだけで
スイスイと 縫い目も綺麗に揃ってくれるようです。

キィーっ!となるし イライラすることもあるけれど、綿をぱんぱんに詰めて
布団針で縫い止める ”仕上げの時間” が楽しくて仕方ありません。
ひとつ始めると、次々に欲が出てきます。
「ホッポポジャギも、韓国刺繍も・・・習ってみたいなー。」
[PR]
by hi_nana3 | 2009-07-15 13:55 | ∵ ラブ 手仕事
施主さん、喜んでくれるかしら?
e0151851_17515450.gif

ようやく模型が完成しました。施主さん、喜んでくれるかしら?
締め切りのある仕事は、どうも苦手な私・・・
取り掛かりは早いんだけど、途中で放棄!←コレが駄目なんだよなー。
締め切り間際になって ダダダダ・・・っと追い込みます。これが、しんどい。

「あぁ・・・夏休みの宿題やってた頃と、変わんないな。」
紅茶を飲みながら、おやつタイムです。

さてと旅行の準備もしなくっちゃ!・・・明日、出発です。
[PR]
by hi_nana3 | 2009-05-13 17:24 | ∵ ラブ 手仕事
急がなきゃ!模型に追われています・・・。
e0151851_10285464.gif

14日から 22日まで、ソウルに行ってきます。
23日からは、一泊二日で軽井沢へ。

それなのに~! 父に頼まれている模型が仕上がってません・・・。
いちばん根気の要る ”格子” を チマチマと取り付けて、屋根をつくって
木塀や樹木を植えて・・・

「間に合うかしら?間に合うかしら?・・・。アイスが食べたい。」
いろんな事が頭の中で邪魔して、まったく困ったものです。

ということで、模型を仕上げて、郵送して、旅行の準備して・・・
申し訳ありませんが、ブログの更新ができそうにありません。トホホ。
でも、25日頃からは ”ソウル情報” をUPしますので
また覗きに来て下さいねー!

さてと、模型をつくらなくっちゃ。
[PR]
by hi_nana3 | 2009-05-11 10:43 | ∵ ラブ 手仕事
「韓紙工芸」 でつくる裁縫箱
e0151851_734251.gif

南大門市場の一角に、周りの雑多な雰囲気と一線を画す店がありました。
淡く微妙な色彩の紙、繊維を混ぜ込んで漉かれた紙、ハングルが描かれた紙・・・
店頭に並んでいたのは和紙に良く似た ”韓紙”でした。
和紙よりも厚めの韓紙は、ごわごわとした力強い印象の質感で、ラッピング用商材だと
思っていたので、その品揃えの良さに関心したのを覚えています。

最近になって 「韓紙工芸」 というものを知りました。
和紙と同様に韓紙の生産は古く、手仕事によって生産される貴重品でした。
そこで韓服の端切れを繋いだ ”ポジャギ” のように、襖などを貼った残りの韓紙を使って、
食器から箪笥まで生活に必要な日用品が ”韓紙工芸” でつくられました。


e0151851_745375.gife0151851_7363158.gife0151851_7365585.gif

気分転換に1dayレッスンで ”韓紙工芸の裁縫箱” をつくりに行きました。
たくさん種類がある韓紙工芸ですが、今回教えていただくのは ”色紙工芸” です。
影陽五行の考えを基にした 「黒、赤、青、白、黄色」 の伝統的な色が基本となり、
韓紙を貼った土台に 切り出したさまざまな模様を載せていきます。
模様には不老長寿を象徴する 「十長生=太陽、山、水、石、雲、松、不老草、亀、鶴、鹿」
季節を彩る花木や吉祥文字などが好んで使われるそうです。

手元に配られたのは 3㎜の厚紙を切り出した箱の骨格と韓紙のみ。
「えっ!箱の組み立てから始まるの?」
きちんと裁縫箱に仕上げて持ち帰りたいので、とにかく集中して作業しました。
隙間が空いたり 上手く嵌らなかったり、始めは久しぶりの工作に四苦八苦・・・
ところが韓紙に水で溶いた糊を塗り、両手を糊でベトベトにしながら箱に貼っていくうちに、
大好きだった小学校の ”図工の時間” のようで、楽しくて楽しくて!

続いて天日で糊を乾かす間に、箱の側面に貼る模様の切り出しにも挑戦しました!
なんと4枚重ねの韓紙に図案をホッチキスで留めて、一度に切り出します。
これがかなり難しくて、裏に返してみると 「この仕上がり、どうにも納得がいかない・・・。」
渋々ながらも箱の側面に貼り付け、ニスを塗って仕上げました。
TOPの模様の切り出しと配色は、時間の都合で先生が用意してくださいました。

終わってみると予想していたよりも、意外と簡単でした!(遠目で見る限りは。)
プレゼントを贈るのに、こんな素敵な箱に入れたら喜ばれるだろうな。


e0151851_7373528.gife0151851_7375677.gife0151851_7455719.gif
[PR]
by hi_nana3 | 2009-04-09 09:36 | ∵ ラブ 手仕事
津軽こぎん刺し
e0151851_1612275.gif

「何だかベッドから出たくない・・・。」 目覚めた瞬間から、嫌な予感がしていました。
桜のつぼみもパンパンに膨らみ、心も身体も ”春色モード” だったのにっ!
「寒の戻り」 の一言で片付けられると哀しくなるような、寒波が日本を襲っています。

仕事から帰るとそそくさと湯船に浸かり、早々とベッドに潜り込んだら Switch on!
チクチク・・・と・・・只今 ”青森こぎん刺し” に熱中しています。
『津軽に伝わるやさしい手仕事 こぎん刺し』 という本に出会って一目惚れしました。
早速、ざっくりと目の粗い綿布(コングレス) と、優しい色合いのこぎん糸を取り寄せ、
気分は雪が降り積もる ”青森の山小屋”、地味で地道な手仕事に励んでいます。

1日で 3㎝、2日で 6㎝、3日で・・・トホホ。
ジグソーパズルのように 「これに掛ける時間、勿体ないのかな?」
そんな邪念を振り払いながら・・・描き出される幾何学模様に心躍らせながら・・・
一週間が過ぎてゆきました。

”津軽こぎん刺し” の幾何学模様は 『用の美』 であり、本当に素敵です。
韓国刺繍にも通じるところがあって、厳しい環境の中で女性たちが見出し楽しんだ、
”密やかな洒落心” と ”愛する人を想う気持ち” そのものです。
何冊か集めた関連書籍を読むと、その背景に胸の奥が熱くなりました。


e0151851_1615026.gif◆津軽こぎん刺し
  江戸時代、農民の知恵から生まれた伝統刺繍。
  当時、士農工商の身分制度の中で農民は綿の衣類
  を禁止され、使用が許されたのは麻布だけでした。
  夏の韓服に使われるように、麻布は通気性に優れた
  素材で防寒などできるはずもありません。
  「津軽の厳冬を越すため、薄い麻布を少しでも温かく、
  そして農作業のために丈夫な着物にしよう。」
  農民の智恵、防寒と補強の ”こぎん刺し” でした。

刺激的な都会生活から離れ、ゆっくりと流れる時間を
”模様” に見るように、しばらく楽しめそうです。
[PR]
by hi_nana3 | 2009-03-24 10:11 | ∵ ラブ 手仕事
「三島茶碗」 の魅力**
e0151851_16182182.gif

何気なく韓国料理の本を見ていると、ある1枚の皿に目がとまりました。
淡いグレーの地に白い小花が咲き乱れ、寒い冬の必需品 『銀峯花三島』 の土鍋に
雰囲気がとてもよく似た、可愛らしく温かみのある素敵な1枚です。
興味が湧いたので調べてみると、やはり ”三島” のルーツは朝鮮半島にありました。
『三島茶碗文化振興会』 などから引用させていただきます。

◆三島茶碗-高麗朝鮮から朝鮮王朝(李朝) に転換した初期に焼かれました。
         仏教から儒教に変わり、生活も現実的になり、明るくおおらかで
         極めて ”温雅な親しみ” がにじみ出ています。
         この一時の平和の時代に生活雑器として半島の至る所で焼かれ
         たものが 「三島茶碗」 と呼ばれるものです。
         現在の韓国では 「粉青沙器」 または 「粉青」 と呼ばれ、技法とし
         ては象嵌、印花、線刻、掻落とし、粉引 、鉄絵など、器の地肌に
         白化粧したものを総称します。この化粧掛けは中国の磁州窯に
         も見られますが、さらに遡ると唐三彩にも見られる技法です。
         日本でも 「三島茶碗」 は根強い愛好者がおり、全国各地の窯場
         で個性的な三島茶碗が焼かれています。


e0151851_12151880.gife0151851_12153745.gif

◆三島茶碗の今昔
  歴史的に見ると、室町末期に朝鮮陶工達が作っていた日用品の素朴な茶碗が、
  日本の侘茶の茶人達の目に触れたのが始まりです。
  利休など茶人の教養とした茶の湯の最高理念は 「侘び・寂び・幽玄」 でした。
  朝鮮の陶工達が作り、李朝の民が毎日ご飯を食べ、汁を盛り、又はドブロクを
  盛った碗など実に素朴な陶器が日本の茶人の目にとまったのです。
  この茶碗が茶人の趣味にマッチして、強く茶人の心を打ったのでした。
  それまで茶人に愛玩されていた中国の天目茶碗や、世界的に評価が尚かった
  朝鮮の高麗青磁に比べ、磁州窯の白化粧から一般化したとみられる朝鮮の
  茶碗は刷毛で白化粧を施しただけの実に素朴なものでした。
  特徴は、何と言っても李朝の人達の儒教の精神に基づく ”素朴さ” です。
  なぜ朝鮮の日用雑器に ”最高の茶器” としての高い評価を与え、愛したのか?
  それは室町時代から続く、茶道の伝統に裏付けされた鑑賞力によるものでした。

e0151851_1215538.gif

  刷毛目や白化粧を施しただけの単純な茶碗の表面に、竹箆の先で縦に点々と
  筋をつけて楔様にした茶碗がありました。これを手に取った茶人は表面の模様
  が 「三嶋暦」 に似ていると直感し、『三島茶碗』 と名付けたと言われます。
  この手の模様は茶碗に限らず壺や徳利にもあり、 「三島手(みしまで)」「暦手
  (こよみで)」 と呼ばれ愛用されました。三島茶碗はそれらの陶器のうち ”茶席
  の主役” を演ずるので特に高い評価を与えられたのです。
  当時、輸入された 「三島茶碗」 そのものは、数量は少なかったと思われます。
  明治末からは古墳や宮殿跡や窯跡から古い優品が発掘され、広範な種類の
  三島手が公私のコレクターによって世の光を浴びるようになりました。
  『根津美術館』 をはじめ各地の美術館には国宝級のものがあり、個人のコレク
  ターが愛蔵している優品があります。

  さて 「三島手」 と言われる陶器の制作年代は、李朝初期15~16世紀の所産
  と言うのが定説になっています。およそ時代を同じくして焼かれた朝鮮の井戸
  茶碗、熊川、金海と同列に置かれ鑑賞されました。
  三島手陶器にしてもこれらと同様に、陶器の素地の持つ ”自然の温かみ” に
  深い親密さを覚えるのです。李朝時代、韓国の人々は敬老の精神に厚く、礼
  儀を重んじ清廉潔白でした。この人々の礼服が純白であることを見ても、質実
  剛健の気風と清廉潔白の精神が伝わってきます。
  茶碗以外の器にしても白化粧を掛けたままの素朴なものが多く、穀物の貯蔵、
  漬物、食器などの陶磁器も作らましたが、実用品以外の装飾品は作られませ
  んでした。”土のぬくもり” のある李朝の陶器が、世界の古美術界で非常に高
  く評価されています。

◆掻落とし手-胎土に陰型文様を施し、白土で化粧掛けを刷毛びきした後に
          文様の陰刻部分を残して削り落とし、それに釉薬をかけて焼成
          したもの。掻落とした部分に花や魚、鳥が浮き出てくる。

◆刷三島-白土の刷毛びきは前者と同様であるが胎土に箆、櫛または釘など
        を用いて、陰刻文をあらわすだけの手法によるもの。
        韓国では粉青沙器線刻などと呼ばれている。

◆絵三島-白土刷毛目の化粧掛けは同様であるが、鉄砂をもって文様をあら
        わしたもの、絵三島と称えてきたが 「絵刷毛目」 と呼んでも良い。
        韓国では粉青沙鉄絵などと呼ばれている。

◆刷毛目三島-白土をもって刷毛びきしたままの無文。単に「刷毛目」という。
           前述の技法に加えさらに刷毛びきする複雑な組み合わせに
           よる「刷毛目三島」も見られる。
           韓国では粉青沙刷毛目などと呼ばれている。

◆粉引三島-ずぶ掛けの白土高台の土までも隠す技法のもの。素地が様、
         半乾き等で収縮率が変化し、剥離現象が起きる。前述の技法
         に加えさらにずぶ掛けする「粉引三島」も見られる。
         韓国では粉青沙器粉引などとよばれている。
[PR]
by hi_nana3 | 2009-02-27 16:18 | ∵ ラブ 手仕事
心惹かれる ”色遊び”
e0151851_1736565.gif

韓国に興味を持ち始めた頃から、ずっと心惹かれているのが伝統的な色彩感です。
ポジャギの花針山をつくった時には、その配色とバランスの難しさを痛感しました。
ちくちく・・・針仕事をする時間も、布を買う小遣いも、今はまだ余裕が無いので、
Illustrator を使って色遊びの小道具をつくってみました。
ポジャギの花針山に使った ”モシ” という韓国伝統の麻 (苧麻・からむし) の色を
DICCOLOR から集めて、組み合わせを暫し楽しんでいます。

e0151851_15533381.gif

◆モシ(苧麻)-天然繊維の中で最も涼しいといわれる素材。
          「韓山(ハンサン)」 のモシは最高級品で夏用の韓服にも用いられ
          薄地で張りがあり、清涼感ある独特の透けが特徴です。
          昔から家計を支えるため農村の女性達に受け継がれてきました。
          女性達は繊維を割るのに自分の歯を使い、糸に撚りをかけるので
          歯は傷み、大変な根気と労力を要する ”女性の手仕事” です。
[PR]
by hi_nana3 | 2009-02-24 17:35 | ∵ ラブ 手仕事



始まりは、         HomeStay@慶州     今では韓国旅に夢中です♪♪
by nana
Profile
・趣味
  料理、旅行
・渡韓歴 
  05’秋~11’秋まで
  計9回
     
 *。.:* 今日も *:.。*
  遊びに来てくれて
     ありがとう!





ソウルの旅行情報

ブログパーツ
カテゴリ
全体
■ ご挨拶
■ Homestay 1日目
├ 2日目
├ 3日目
├ 4日目
├ 5日目
├ 6日目
├ 7日目
├ 8日目
├ 帰国したその後
└ Homestay Korea
★BlogKorea!Camp!
★Jeju Supporters!
■11’ 秋の旅
■11’ 新春の旅
■10’ 秋の旅
■10’ 初夏の旅
■09’ 秋の旅
■09’ 春の旅
■07’ 秋の旅
■05’ 秋の旅
-------------
■ おうちで韓食
■ おそとで韓食
-------------
■ 日々の韓国
■ 日々の日本
-------------
∵ ラブ 手仕事
∞ 2坪の畑だより
▲ 富士山登山への道
♀ 10㎞走る女子
以前の記事
2012年 06月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
more...
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧