韓国ドラマ 『風の絵師』 ですっかり魅了された ”申潤福(Sin Yun-bok )” の 『美人図』 『蕙園傳神帖』 が見られる! ・・・というので 「澗松美術館」 を訪れました。 毎年5月と10月にそれぞれ15日間のみ開館される私設美術館で、 必ずしも所蔵の全作品が公開される訳ではないようです。 今回は 『美人図』 も 『端午風情』 も見るコトができました。 申潤福 の作品は、繊細で艶やか! 他の画家に比べて美しさと見応えは群を抜いています。 中でも風俗画 『蕙園傳神帖』 の前では誰もがじーっと見入り、 その場から離れようとしないので見るのに苦労しました。 上流階級 ”両班” と妓女の日々を風刺するような題材が多く、 それを読み取ろうと・・・釘付けになるのです。 『端午風情』 は ↑ ドラマの中で取り上げられていたので、 大方の内容を理解できて楽しめました。 時代背景などをご存知の方々は1枚1枚、 とても面白そうに見られていたのが羨ましかったです。 日本語の ”解説ガイド” があれば良いのに~!! ※ 『蕙園傳神帖』 についてはWiki にて! (→Click!) * * * * * 「澗松美術館」 には国宝や文化財も所蔵されています。 ・・・が、知識の浅い ”素人の感想” としては 海外を知って、改めて日本の良さを知る?! 日本絵画の修復・保存状態の良さ、レベルの高さを見直しました。 申潤福 が生きた時代 = 江戸時代 中期 、 ”伊藤若冲” は日本で活躍していた画家の一人です。 静岡美術館の展覧会では見て回る間中・・・ 鳥肌が消えない程に、心が揺さぶられたのを覚えています。 機会があれば、ぜひご覧下さい。 ※ 今後、若冲が見られる展覧会はコチラ! (→Click!) #
by hi_nana3
| 2011-12-17 23:57
| ■11’ 秋の旅
韓国の食事で 「日本と同じで良かったな~。」 としみじみ思うのが、 主食の米が ”ジャポニカ種” だというコト! 日本人ゆえ、やっぱり米好きです。 昔と比べて食生活が変わったと言われている昨今、 パンや麺類、pastaも好きだけれど・・・ 白飯を2、3日も食べなければ無性に恋しくなります。 それは旅先でも同じで、炊きたての ”もっちりご飯” に有りつくと 不思議なくらいにホッと安らぎ、チカラが漲るようです。 新米の季節、遠方からもわざわざ食べに来る! ・・・と評判の 「仙洞(ソンドン)ポリパプ」 で、 美味しい ”トルソッパプ(石鍋ご飯)” をいただきました。 * * * * * 表通りでTAXI を降りると ”初めて歩く町” の様子を探るように、 ぶらぶら ゆっくり、坂道を上がります。 城郭の外側にある小さな村だったという城北洞(ソンブクドン)は、 激動の近現代を生きた ”独立運動家” や文化人たちの旧家も多く・・・ 今ではソウル屈指の ”高級住宅街” なのだとか! ※ 詳しくは、コネストにて!(→Click!) 表通りから見える家々は、立派な家ばかりではないけれど・・・ 人口過密、土地が少ないといわれるSeoul の中心地! 静かで緑豊かな住宅地に ”一軒家” を構えているというコトは、 経済的に豊かな人たちなのだろうと思われます。 さらに高台の奥に行けば、各国の大使館や 驚くほどの ”大豪邸” が建ち並んでいるそうです。 ヨン様の自宅だとか~! 表通りを10分ほど歩くと、 大きな木の下に「仙洞ポリパプ」 がありました。 訪ねた日が、年に2度しか開館されない 「澗松美術館」 の秋季開館期間(10月)に ちょうど当たっていたコトもあって?! 店の前では ”入店待ち” が数組いらっしゃいます。 時折、店から出てくる店員の方に 人数と名前を告げてから・・・ 外イスに座りながら20分ほど待ちました。 平日とあって、店内は女性ばかりで ↑ この賑わい! 隣りは ”ポリパプ(麦ご飯のピビンパプ)” を食べて終えているものの・・・ 話は尽きないようで?! まだまだ席を立ちそうにはありません。(笑) 席に座るとアジュンマは 「あなたたち ”トルソッパプ” でしょ?」 ・・・という感じで注文を取ってくれました。 日本人観光客の多くが注文するのは、 ”ヨンヤン トルソッ チョンシク(栄養石鍋定食)” のようです。 間もなくTable には、おかずが次々と! ”石鍋ご飯” が炊けるまで・・・いただきながら待ちます。 まず手を付けたのが ”豆腐と韓国かぼちゃのジョン”、 飾りっ気のない家庭料理だけれど、コレがいきなり美味しいっ! 他のおかずも ”見慣れた料理” ばかりで、 派手さは無いものの一品一品がきちんと美味しいのです。 「空腹が最高の調味料!」 のせいかな~?? どうってことない料理なのに、正直 驚きました。 秋の味覚がたっぷり詰まった ”トルソッパプ” が揃えば、 ・・・もう箸が止まりません。(笑) ”ヌルンジ(おこげ)” を残して、 ご飯はすべて器に移してからいただきます。 ”サムパプ” のように野菜でご飯とおかずを包んだり、 ナムルを混ぜ込んで ”ピビンパプ” のようにしたり・・・。 あまりに食べっぷりが良かったのかな?? 小まめに覗いてくれていたアジュンマが「コレも食べなさい!」 と、 ”イシモチの塩焼き” のお代わりをくださいました。 高級魚でしょう?? 石鍋に残った ”ヌルンジ” には、 ”トゥングルレ(ユリの根)茶” を注いで・・・最後の1粒までいただきます。 今まで間違って覚えていました! ”ヌルンジ” はおこげ、”スンニュン(湯漬け)” と呼ぶそうです。 * * * * * 3年熟成の国産天然塩を使い、契約農家から仕入れている唐辛子は 使う直前に自分で挽いて粉にする。 ダシや味付けに化学調味料は一切、使わない。 「良い素材を使って丁寧に作っているだけだよ。」 美味しさの秘密はココにあるようです。 読み返した雑誌 『croissant』 に掲載されていました! #
by hi_nana3
| 2011-12-15 15:02
| ■11’ 秋の旅
あかい ・ まるい ・ おおきい ・ うまい 「あまおう」 は、福岡が誇るいちごの王様! 大粒で果肉まで真っ赤、苺らしいイチゴというか・・・ 風味も甘みも強くて ”イチゴマニア” には堪らない逸品です。 植木鉢で ”いちごの苗” を育てたコトがあるのだけれど、 大切に育てたにも係わらず、それらしい実は生りませんでした。 ひと口頬張って果汁が溢れるごとに、 生産者の技術力と ”いちごへの愛情” に頭が下がります。 そんな ”あまおう” を1パックはそのままいただき、 2パック目の最後は milk+ヨーグルトとBlenderで合わせて・・・ 一気に味わってしまいました。 くっは~、最高! 「Mie-chan、ごちそうさまっ!」 * * * * * さて、「ウーバレ・ゴーデン」 から車を走らせ、 Eri-chan が以前から気になっていたというCafeへ・・・。 通りから一見すると可愛らしい雰囲気の果物屋だけれど、 その奥にCafe 「Arrow Tree」 があります。 今が旬の和歌山産みかんは、1袋が190円! 特売品のバナナは1袋がたったの80円・・・かと思えば、 高級メロンからザクロといった珍しい果物まで品揃えは豊富です。 JR西宮駅からも近いので、キラキラの果物に誘われ?! 女性たちが入れ代わり立ち代わり、足を止めては買い求めていました。 さぁ早速、店内へ! 老舗の青果問屋が営むCafeらしく、 ”大ぶりCUT” の果物がどっさり乗ったCakeがずらり! Cake自体も大きい分、価格設定はかなり高めです。 「・・・迷う。・・・悩む。」 (笑) さすがに1,000円近いCakeには手が出ず、 ”フルーツショート(520円)” を選びました。 ヨッ、小心者! それでも食べ応えは充分! 新鮮でJuicyなフルーツがいろいろとサンドされていて ふわっふわの生地と甘さ控えめなCreamも、美味しいです。 季節限定の ”あまおうパフェ” は、 「見てみた~い!」 という全員の興味もあり?! Eri-chan が選んでくれました。 で、でっか~い!!! Creamよりも ”いちごIce” がたっぷり! 脂肪分少なめのあっさりとしたIceなので、完食できそうです。 紅茶は 「MLESNA TEA HOUSE」 と共同開発したという中から ”王様あまおう” と名付けられたモノを・・・。 天然由来の香料をつかっていながら 確かにフルーツの香り高く、味わいのある美味しい紅茶でした。 贈り物にすると喜ばれそうです。 ※ 『Fresh Fruits Tea』 詳しくはコチラ! (→Click!) * * * * * Eri-chan、Mie-chan、I さん、愉しい一日でした。 誘っていただき、ありがとう! いつも運転を任せっきりで・・・ごめんね、ありがとう! #
by hi_nana3
| 2011-12-14 12:16
| ■ 日々の日本
「シンプル」「モダン」「ナチュラル」 この3つの言葉をキーワードに、各分野のプロがコラボレーションして できあがったという 「ウーバレ・ゴーデン」、 つくり手の温もりを感じるような雑貨が並んでいました。 淡い色合いのGlass、木栓がアクセントの小さなトレー 思わず手に取りかけて・・・ハッ! 「今日は買わない。今日は買わない。」 木目が美しい積み木のような ”X’mas ツリー” は、 大阪の堺筋本町にShop を構える 「うたたね」 のモノです。 ※ 1週間待ちだそう・・・間に合うかな?! 「うたたね」 on-line shopはコチラ! (→Click!) 華奢なフレームとガラスのSimpleな棚も、素敵です。 こういう空間を愉しんでしまうと 「家が欲しい・・・。宝くじでも買ってみようか?! 」 ”向う見ずな策” が思い浮かぶのでした。 年末だし~! 『Moon Ship -from the north-』 北の空の月をイメージしたアート作品だそうで 夜景に浮かぶ様が、とっても美しいよう! ※ HP はコチラ! (→Click!) こだわりの食材も販売されていて、 ”青ゆずこしょう” と季節のジャムが気になりました。 ・ 林檎と梅とレモンのジャム ・ キウイと柑橘のジャム ・ 柑橘のカラメルジャム ・ ゆずのジャム 「もっと家の近くにあれば良いのに・・・。」 こだわるコトの ”楽しさ” がひしひしと感じられて、 何だか後ろ髪をひかれる思いで 店を後にしたのでした。 その足で日本盛の 「酒蔵通り煉瓦館」 へと向かいます。 ・ 大吟醸原酒 ・ 吟醸原酒 ・ 純米原酒 ・ しぼりたて原酒 利き酒コーナーにて 4種類を試飲して・・・ 『しぼりたて原酒』 の 辛みが気に入ったので、 500ml と少しだけ 買ってきました。 ・・・というのも、酒蔵でしか味わえない 火入れをしていない ”しぼりたての生酒” で日持ちがしません。 「酒屋に出回らないモノが買えるから、面白いのよ~!」 先日、灘の酒蔵めぐりを楽しんできたという I さんの言葉に刺激を受けて購入してみました。 この頃は寒いので ”日本酒の燗” を嗜んでらっしゃるそう! 料理上手な方なので、肴のコトもよくご存知です。 「酒菜をつくるのが大変そう・・・。」 というズボラな相談に、 刺身や湯豆腐でもOK!とハードルを下げていただきました。(笑) ・・・で 早速、 冷蔵庫で片口と猪口 ともども冷やし、キュッと一杯! まろやかで繊細な大吟醸とは違って、味わいは力強く爽やか?! グワッと勢いよく ”荒っぽさ” のある風味が鼻に抜けます。 肴はSeoul の中部市場で買った ”チゥィポ(かわはぎの干物)” をトースターで焼きました。 甘じょっぱい濃い旨みが、生酒に負けず・・・美味しい~! 「コレって、手抜き過ぎ?! 」(笑) あっという間にほろ酔い気分~! #
by hi_nana3
| 2011-12-13 13:13
| ■ 日々の日本
美味しく楽しく、食べて話して・・・ちょっと贅沢な週末のひととき、 お誘いをいただき ”Lunch会” に出掛けました。 誘ってくれたのは従姉妹のEri-chan! 野菜好きで意気投合し、以前から 「美味しい店があるの~!!」 ・・・とお薦めしてくれていた念願の店へと向かいます。 西宮の酒蔵通りにある 「ウーバレ・ゴーデン」 は、 酒造メーカー 『日本盛』 が営む一軒家のRestaurant です。 主役ともいえる野菜たちは、 「生産者の顔が見える」「地産地消・国産」「無農薬・無化学肥料栽培」 愛情いっぱい手間隙かけて育てられた野菜とのコト! 野菜は寒くなると、自ら糖分を増やし栄養価も高くなるので 「美味しい野菜に出会えそう~!」 と心躍ります。 スウェーデン語で ”庭を越えたところに” という店の名前には、 前庭を越えたところに 素敵な食空間 と美味しい料理があります! ・・・という思いが込められているのだとか。 その名の通り、庭をぬけて足を一歩踏み入れると、 建築素材、庭、家具、グラフィック、料理・・・つくり手の思いが詰まった ”こだわりの空間” が広がっていました。 奥にも庭があって、自然光が柔らかに空間を照らします。 ◎ランチB : ¥2,000 農家さんから届いたこだわり野菜のサラダ / スープ メイン料理(2品からチョイス) / 自家製パン / デザート / 飲み物 「カブが甘~いっ!」 粒マスタードのドレッシングでサラッと和えてあり、 熱の通し方も素材をそのまま生かすように・・・。 生の春菊の苦みがアクセント! フォカッチャには、粗めのじゃが芋がごろっと・・・。 「皮はパリッと香ばしい~!」 皮好きには堪りません。(笑) 風味が良くてもっちりしています。 里芋のポタージュは、トロッとして仄かに甘い! 嫌な土臭さではなく ”大地の香り” が微かに抜けます。 メインは魚料理を選びました。 ”ネギのパイ” をサクッと崩しながら、 パリッとした皮とホクホクの身にアメリケーヌソースを絡めて・・・。 存在感が主役にも勝る?! キノコに蓮根、ほうれん草・・・甘いです。 デザートは、バナナと胡桃のケーキでした。 * * * * * 「何料理ですか?」 というご質問をよく受けますが、 私たちの料理は ”ナチュラルキュイジーヌ(生産者とシェフがともに心をこめて作った優しい料理)” 何料理というジャンルはありません。 季節の食材を美味しく食べてもらいたいという思いで作っています。 野菜をたっぷり食べることができて、シンプルでどこかほっとする優しい料理、 それがウギの目指す料理です。 ・・・なるほど。 ※ 詳しくはHP にて!(→Click!) 内と外の境界が曖昧な・・・のびやかな空間は居心地がよく、 終わってしまうのが惜しいくらい! Mie-chan とI さんの ”長年の友” ならではの掛け合いは面白く、 素直で愛情深い Eri-chan のエピソードも興味深い・・・。 人生の先輩の話としても 「ほう、そうか。」 参考になる話も多々であります。 #
by hi_nana3
| 2011-12-12 16:18
| ■ 日々の日本
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